私は小さい頃からものづくりが好きで、小学生の頃から身近にパソコンがある環境で育ちました。一度、自宅のパソコンをウイルスに感染させてしまったことがあり、近所に住んでいる方が直してくれた経験があります。その姿がとても格好よく見えて、ITに興味を持つようになりました。そのまま大学は理系に進み、プログラミングの面白さにすっかりハマりました。就職活動では、文系の女性たちもIT業界を志望している人が多くて驚きましたね。志望理由を聞いてみると、「会社によっては土日休みやリモート勤務が可能だから」と働き方に魅力を感じた人も多いようです。
私の父は組み込みエンジニアをしており、「今はどういうものを作っているの?」と尋ねると、「今はね、こんなものを作ってるよ」と教えてくれて、その姿に憧れていました。私がIT業界に内定が決まったと伝えたとき、寡黙な父がにこっと笑ってくれたのがとても嬉しかったですね。小さい頃に見ていた父は、確かに労働環境の厳しい印象はありました。しかし、今は時代も変わり、小さなお子さんを持つエンジニアも増えてきており、仕事と家庭や子育ての両立も以前ほど難しくないと思います。私も昨年結婚しましたが、家庭と仕事を無理なく両立しています。
私は文系でしたが、働き方よりも「将来性」を重視してIT業界を選びました。就職活動を始めた当初は業界を絞っておらず、さまざまな業界を調べる中で、「50年後、何が残っているか」を考えました。IT分野は今後も確実に拡大・成長し、身に付けるスキルは決して無駄にならないと思ったんです。同じ文系の友人たちも、「将来性」や「未経験でも活躍できる教育体制」に魅力を感じて、IT業界に就職した人が多いです。当社の場合、研修制度が充実していますし、配属後もOJT制度などでIT未経験でもしっかり寄り添ってくれます。