通常の電子メールの受信者は、受信したメールの送信元の特定(実際に誰から送信されたメールなのか?)や、メールの改ざん検知(メール本文が書換えられていないか?)を行う事ができず、この事がフィッシングメールや、ウィルス付きメールによる被害の拡大につながっています。
一方、APMG®により電子署名の付与された電子署名メール(S/MIME)の受信者は、送信元の特定、改ざんの検知が可能となり、安心してメールを受信/閲覧する事が可能となり、大切な顧客をフィッシングやウィルス等の被害から守る事ができ、且つ、メール送信元である企業等もブランドの盗用(実在する企業等を騙りフィッシングメールやウィルス付きメールを送信する事)から守る事が可能です。
APMG®は、高機能/高品質/高パフォーマンスなソリューションであり、既に多数の導入実績(金融/証券/ISP事業者/ASP事業者/一般企業)と長期稼働実績を誇る安心してご活用頂けるソリューションです。 ぜひ、セキュリティ対策の一環としてAPMG®の活用をご検討ください。
APMG®(ゲートウェイ)を通過する電子メールに電子署名(S/MIME署名)を自動的に付与します。電子署名に使用する電子証明書はSymantec、CyberTrust等の主要PKIベンダーの発行する電子証明書を幅広くサポートし、複数枚の電子証明書を扱うことができます。又、電子署名の際に、送信元アドレス等の条件(envelope-fromによる判定か、メールヘッダのFromによる判定かを選択可能)によって電子証明書の使い分けが可能です。
APMG®は、DITが独自に開発したゲートウェイ処理方式を採用しており、MTAのようにキューを持たず、全て高速にリアルタイム処理する方式を採用しております。この独自のゲートウェイ処理方式により、どのような環境にも容易に導入する事ができ、且つ、既に配信管理やシステム管理等を行なっている環境であっても容易に導入する事が可能です。
1署名あたりの処理時間が0.015秒※といった高パフォーマンスにより、ダイレクトメールのような大量メール送信にも対応可能です。又、受信ポートによる振り分け機能により最大で10台のSMTPサーバへメールを振り分けることも可能です。(※弊社環境での計測値)
APMG®は、通常の管理者機能(ウェブブラウザにて操作する管理者インターフェースによる証明書の登録/更新/削除等)以外に、一括登録/更新/削除等を行なえるコマンドラインツールも提供しております。又、登録されている証明書の各種検索機能等も提供しており、大量の証明書を扱う際にも十分対応できる機能を実装しております。
APMG®は、1枚の電子証明書を複数のメールアカウントでシェアする機能や、宛先アドレスを条件に署名メールを参照できない携帯電話等のメールアドレス宛てには署名を付与しないようにするフィルタリング機能、署名済/暗号済みのメールが来た際にどのように取り扱うか設定できる機能等、多彩な機能が搭載されています。これらの機能は、管理者機能にて容易に設定/管理が可能です。
APMG®は、電子証明書やフィルターの登録/更新/削除を即時反映する機能を実装しており、APMG®を稼働させたまま変更を即時反映する事が可能です。(APMG®が処理中であっても、変更を即時反映する事が可能です)
使用可能証明書 | シマンテック セキュアメールID (SHA-2対応版動作確認済) CyberTrust SureMail (※基本的にX.509 V3の電子メールアドレスが記載されている証明書であれば使用可能) |
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電子署名形式 | クリアテキスト署名形式 |
署名アルゴリズム | 以下から選択が可能 ・Sha1WithRSA ・Sha256WithRSA ・Sha384WithRSA ・Sha512WithRSA |
署名付与判定方式 | 以下から選択が可能 ・envelope-fromによる判定 ・メールヘッダのFromによる判定 |
フィルタリング方式 | 以下から選択が可能 ・部分一致 ・前方一致 ・後方一致 |
連携可能MTA | 基本的にSMTPに準拠したMTAであればどのようなMTAとも連携可能 |
※APMG®はSMTP Authを使用している環境でも導入可能です。
※APMG®はSMTPリレーによるMTA間にも設置可能です。また、MTA間でSMTP Authを使用している環境でも導入可能です。
※既存メールサーバがAPMG®のサポートプラットフォームであれば、同一筐体への導入も可能です。
※既存メールサーバがAPMG®のサポートプラットフォームであれば、同一筐体への導入も可能です。
サポートOS | ・ CentOS v.6 ・ Redhat Enterprise Linux v.6 ・ CentOS v.7 ・ Redhat Enterprise Linux v.7 ・ Redhat Enterprise Linux v.8 【注意事項】 現在、販売とサポートを継続しておりますAPMGは「APMG Final 2.x.x」です。 旧製品である「APMG 1.7.x」、「APMG HA 1.0.x」は販売を終了し、サポートのみ提供しておりますが、サポートOS(稼働可能OS)は共に CentOS V7.x、Redhat Enterprise Linux V7.x までとなっております。 Redhat Enterprise Linux V8.x以降をご使用になるには、別途「APMG Final 2.x.x」が必要になりますのでご注意ください。 |
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推奨CPU速度 | Core2以上(高速なCPUほど電子署名処理が高速になります。) |
推奨メモリ容量 | 1GB以上 |
必要HDD容量 | 300MB |
※上記以外のOSでのサポートに関しましては、お問合わせ窓口までご相談ください。
APMG® (Active) | ¥3,600,000(税抜き) | 1サーバ当たり |
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APMG® (Cold Standby) | ¥1,800,000(税抜き) | 1サーバ当たり |
APMG® (Active) | ¥720,000(税抜き/年間) | 1サーバ当たり |
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APMG® (Cold Standby) | ¥360,000(税抜き/年間) | 1サーバ当たり |
お問い合わせ | デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 ITセキュリティ事業部 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-5-4 FORECAST桜橋3階(旧ダヴィンチ桜橋ビル) TEL:03-6311-6600 FAX:03-6311-6522 e-mail:[email protected] |
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