プレスリリース
2024.9.2
DIT、実証実験を兼ねた農業DX体験インターンシップを9月12日に開催
北海道北斗市の農園をAI技術で支援
~収穫時期の予測や病害虫の早期発見の一助に~
函館に拠点を持つデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:市川 聡、東証プライム市場、証券コード 3916、以下DIT)は、株式会社AIハヤブサ(本社:北海道函館市、代表取締役:村松 洋明、以下AIハヤブサ)協力のもと、実証実験を兼ねたAIを活用した農業DXを体験できるインターンシップを2024年9月2日~9月13日に北海道内の施設にて開催いたします。
特に9月12日には実際にトマト農園にて実証実験を行い、AI技術が農業にどのように活用できるか、そして地域社会がどのように変化していくか、その取り組みをご紹介いたします。
なお、インターンシップ期間中は取材対応が可能です。取材をご希望される報道関係者様はお気軽にお問い合わせくださいませ。
DITは、DX化を推進することで地域活性化を図るため、2024年2月に北斗市との連携協定を締結しました。この連携協定に基づく取り組みの一環として、北斗市の後援を得て、インターンシップを開催することとなりました。
近年、注目を集める人工知能(AI)技術を活用した開発は、学生の皆さんにも非常に人気のある分野です。そこで、学生の皆さんにAI技術を学ぶ場を提供し、農業現場でのAI技術の活用事例を知る機会を設けました。
今回のインターンシップを皮切りに、DITおよびAIハヤブサは、地域との連携を深めつつ、AI技術を活用した新たな取り組みや北斗市のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた活動を進めてまいります。
なぜトマト農園なのか?
北海道北斗市は、全国有数のトマト産地です。年間3,080トンの収穫量があり、道内では第4位となります(※)。今回のインターンシップでは、AI技術を活用し、トマトの栽培を効率化する可能性を検証します。具体的には、RPAで過去の天気情報を自動収集し、天気や気温等、平均から発育状況、収穫時期等の予測にデータを役立てられるかを検証します。また、トマト農園の方々は毎朝、数多くあるハウスを回り収穫可否を判断していますが、AI画像解析技術があればハウスへ足を運ばなくても収穫の判断が出来、効率が上がると予想されます。
学生の皆さんには、最先端の技術を農業という身近なテーマに活かす経験を提供し、地域への愛着を深めてもらいたいと考え、トマト農園でのインターンシップを開催することを決定しました。
(※)e-Stat(日本国政府統計)の農林水産関係市町村別統計(2023年1月24日)
DIT×AIハヤブサの技術
DITはRPAを用いたローコード開発の技術を持っており、収穫時期の判定にこの技術を活用して作業効率を上げることが期待できます。一方、AIハヤブサが開発したAI技術は、農作物の生育状況を画像解析し、収穫時期の予測や病害虫の早期発見を可能にします。これらの技術を農業に導入することで、生産性の向上と品質の安定化が期待できます。
インターンシップの概要
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期間 :2024年9月2日(月)~13日(金)
参加者:公立はこだて未来大学、函館工業高等専門学校、室蘭工業大学(前半5日間のみ)の学生計7名
場所および内容:
①DIT函館分室 函館市産業支援センター マルチメディアルーム
(〒041-0801 北海道函館市桔梗町379番地32)
9月2日(月)~6日(金)10:00-16:00
・RPA(※1)を活用した気象情報収集システムの開発
13日(金)10:00-16:00
・成果発表会
②株式会社AIハヤブサ(〒041-0801 北海道函館市桔梗町379番地13 函館工房内)
9月9日(月)~9月11日(水)10:00-16:00、12日(木)13:00-16:00
・AI画像解析によるトマトの収穫判定AIシステム開発(※2)
③Tech Farm(〒049-0155 北海道北斗市中野121-1)
9月12日(木)10:00-12:00
・農業現場での実証実験と農家との交流
特徴 :1.顧客体験重視
開発したAIモデルを実際の農場で実証し、農家からのフィードバックを収集。
2.多様な技術に触れる
AIだけでなくRPAも活用し、幅広い技術を習得。
3.地域貢献
農業×ITという新たな分野への興味関心を高め地域の課題解決に貢献できる人材を育成。
(※1)ロボティック・プロセス・オートメーション。パソコン上でのルーチンワークを自動実行する技術のこと。
(※2)本インターンシップのRPA開発では、オープン株式会社提供の業務自動化ツール「BizRobo! mini」を利用します。
会社概要
- ▶デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
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上場市場 :東証プライム上場 証券コード3916
本社所在地:東京都中央区八丁堀 4-5-4 FORECAST 桜橋5階
代表者 :代表取締役社長 市川 聡
設立 :2002年1月4日
資本金 :4億5千3百万円(2023年6月末時点)
URL :https://www000002.ditgroup.jp/
事業内容 :ソフトウェア開発事業
企業紹介 :業務系・組込み開発を安定基盤とする独立系IT企業で14期連続増収増益を達成。
Web改ざんを瞬間検知・瞬間復旧するセキュリティ商品 WebARGUS「ウェブアルゴス」や、
働き方改革を支援する業務自動化プラットフォーム商品 xoBlos(R)「ゾブロス」といった独自商品で更なる成長を図る。
- ▶株式会社AIハヤブサ
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本社所在地:北海道函館市桔梗町379番地13 函館工房内
代表者 :代表取締役 村松 洋明
設立 :2017年3月16日
資本金 :100百万円
URL :https://aihayabusa.co.jp/
事業内容 :人工知能(AI)技術を活用した各種ソフトウェア及び設備等の開発・販売
企業紹介 :AI画像認識の技術を用いて自動車業界、電子部品業界、食品業界など様々な分野の外観検査システムを開発。
さらに農業、畜産など、AIを活用した新たな一次産業の仕組み作りに取り組む。
経済産業省より「地域未来牽引企業」および「J-StartupHOKKAIDO」に選定。
取材可能日時
9月2日~9月13日までのインターンシップ期間中、取材対応いたします。特に9月12日に実施するトマト農園での実証実験においてはAI技術が農業にどのように活用できるか、そして地域社会がどのように変化していくか、その取り組みをご紹介可能となります。
- <トマト農園での実証日時>
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日時:9月12日(木)10:00-12:00
場所:TechFarm(〒049-0155 北海道北斗市中野121-1)
取材可能な内容:1.インターンシップの様子
2.学生のインタビュー
3.農家との交流
4.AI技術のデモンストレーション
取材をご希望される場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
- 問い合わせ先
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<インターンシップ全般に関すること>
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
TEL:0138-83-6532 (担当:円山)
E-mail:[email protected]
<AI技術に関すること>
株式会社AIハヤブサ
TEL:0138-76-4659 (担当:三谷)
E-mail:[email protected]
- 報道関係者からのお問い合わせ
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デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
TEL:03-6311-6520 (担当:IR部 榎本)
E-mail:[email protected]
以上